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ロレックスのデュフュージョンブランドとして1926年ハンス・ウィルスドルフにより誕生したチューダー。
ロレックスと似ていながら安いブランドと知られておりますが、それもそのはずハンス・ウィルスドルフはロレックスの創業者、まさしくチューダーはロレックスの廉価版です。
大衆向けとして作られたチューダーですが、ムーブメント以外がロレックスと同じ部品なので時計ファンも納得のクオリティであることも知られております。
1969年にロレックス廉価版としてのチューダーからオリジナルのチューダーへと路線変更、ロゴマークが変わり初のクロノグラフも誕生させ、更には人気ブランドへと成長していきますが、1979年に日本を撤退したため、日本での知名度は一時期低迷しておりました。
しかし2018年には日本へと再登場し、現在では通の時計としても親しまれております。
ロレックスに似ているモデルは現在も多いですが、しかし自社ムーブメントの開発も手掛けていることから、もはやロレックスのデュフュージョンブランドとしてではなくオリジナルの”チューダー”としての認識が強いのも特徴です。
更にはレディー・ガガやデビッド・ベッカムがアンバサダーとして就任するなどますます注目ブランドとして目が離せません。
タイプ・仕様 | クラフトワーカーズの オーバーホール価格(※) |
メーカーに依頼した時の オーバーホール価格 |
---|---|---|
サブマリーナ(SUBMARINER) | ¥27,500~ | ¥36,300~ |
ブラックベイ(BLACK BAY) | ¥22,000~ | ¥36,300~ |
クロノタイム(CHRONO-TIME) | ¥38,500~ | ¥48,400~ |
デカバラ(BIG ROSE) | ¥33,000~ | ¥36,300~ |
プリンスデイト(PRINCE DATE) | ¥22,000~ | ¥36,300~ |
アイコノート(ICONAUT) | ¥38,500~ | ¥48,400~ |
※在籍職人の参考価格となります。金額は職人毎に異なりますので、一括見積もりにてご確認ください。
サブマリーナといえばロレックスを思い浮かべる方も少なくないかと思いますが、実はチューダーからもサブマリーナの発売があります。
チューダーのサブマリーナはまさしくロレックス製サブマリーナの廉価版、パーツは同じ違うのはムーブメントだけというクオリティ、当時から高級腕時計ブランドのロレックスと同じクオリティの時計を購入できるとあって、チューダー人気と知名度は一気に高まることとなりました。
当時は遠目で見てもほとんど同じサブマリーナ同士でしたが、しかしチューダーのサブマリーナはある意味ロレックスよりも人気コレクションと言えます。
その理由はサイズ展開。
ロレックスのサブマリーナ、実はメンズのみのラインナップなのですが、チューダーのサブマリーナはメンズ以外のレディース、ボーイズ、ミニなどサイズ展開が豊富なのです。
更に文字盤のデザイン、カラー展開も豊富なので誰とも被らない自分好みのサブマリーナを探す楽しみもあります。
またチューダーのサブマリーナは見てわかるように遊び心ある文字盤でオシャレなので、あえてチューダーを選ぶ人が多いのも頷けますね。
チューダーのサブマリーナは200mの防水機能もついておりますので、スポーツウォッチとしても申し分ないでしょう。
チューダーの人気モデルといえば2012年誕生のブラックベイ。
初期のブラックベイはサブマリーナをベースとしたダイバーズウォッチ、1970年より前に使用されていたチューダーローズの紋章を採用したこともあり大きな反響がありました。
チューダーにはデカバラ、チビバラ、盾バラなどなどモチーフへの愛称がありますが、この印象深い薔薇は英国王室紋章をイメージしており高貴さが際立ちます。
ブラックベイもロレックスをベースにはしておりますが、チューダー独自パーツを搭載しているので、ロレックスというベースがありながらもオリジナル感がとても強いコレクションです。
特に自社製ムーブメントを搭載したものやブロンズやオールブラックなど話題になる新モデルを多く輩出しているため、コレクターからも常に注目を集めているコレクション、入手困難が懸念されることも。
チューダーの公式サイトを見ても新着コレクションに並ぶブラックベイの数に、チューダーがいかにブラックベイに力を入れているかがわかります。
ブレスレットの種類も豊富なので、自分だけのデザインとブレスレットといった理想を忠実に実現できる面もあり、年代問わず人気がある、自分にぴったりな個性を探せるコレクションそれがブラックベイです。
チューダー初の自動巻きクロノグラフといえば1976年誕生のクロノタイムです。
クロノグラフ自体はオイスターデイトを発表しておりますが、こちらに搭載していたムーブメントの生産中止をきっかけに自動巻きのクロノグラフ開発を進め開発したのがクロノタイムという経緯があります。
こちらのクロノタイムはまさにロレックスのデイトナリスペクトのコレクション、デイトナと比べるとデイトナが横目クロノグラフに対してクロノタイムは縦目です。
デイトナの半額以下で購入でき、更には当時の技術でみると高い完成度だったともあって、人気と話題もかなりのものでした。
ただやはりチューダーと言いましょうか、ただデイトナと似ているだけでは終わりません。
初期モデルはデイトナに似ていたクロノタイム、セカンドモデルになるとカラフルな文字盤がシンプルになり、更にはサードモデルであのタイガー・ウッズのコラボモデルを発表します。
初期モデルとセカンドモデルはカマボコに似たケースとして”カマボコケース”と呼ばれるデザインでありましたが、タイガーコラボモデルはカマボコを卒業し、デイトナのケースフォルムが採用され、文字盤もシンプルなセカンドモデルと比べカラフルになり、選ぶ楽しみも増えました。
しかしこのクロノタイム、2005年から2005年にかけ惜しまれながらも製造終了を迎えています。
現在でもファンは多く、デイトナの半額以下で購入できると話題だったにも拘らず、復活をという声も多い価格高騰が続くコレクションです。
チューダーローズと言えば特徴的な薔薇の紋章ですが、デカバラはその中でも大きな薔薇、つまりデカいバラということで”デカバラ”と呼ばれております。
そんなチューダーのデカバラはオイスターコレクションのひとつであり、1960年代のアンティークモデルです。
特徴は何と言っても12時の箇所にある大きな薔薇。
この薔薇はよく見ると印刷ではなく精巧に掘られた立体的なロゴであることがわかり、見れば見る程細やかな職人の仕事に見とれてしまいます。
時代を遡り半世紀以上前のモデルではありますが、現在でも通用するほどのしっかりとした造りであることも特徴です。
アンティークモデルではありますが種類も豊富で、自動巻きと機械式、日付ありとナシのタイプがありますので、好みのスタイルを追求できるところも嬉しいですね。
薔薇モチーフでアンティーク、柔らかな雰囲気を持つモデルとしても人気がありますので、性別を問わないウォッチとしても推せる印象派モデルです。
チューダーのプリンスデイトと言えば、プリンスデイトデイよりも小ぶりのケースで、手首が細い男性や女性にもおすすめできるユニセックスなコレクションです。
チューダーの中でも標準的な形をしており、ロレックスで言えばデイトジャストと似ていて、どんなシーンでも使いやすいオールマイティなデザインですね。
デイトジャストよりも軽いので、装着感はプリンセスデイトのほうがむしろ良いという声も多数。
軽くはありますがやはりチューダー、性能はお墨付きで安心して長く付き合えるウォッチとしても優秀です。
また、プリンスデイトにも色や素材を組み合わせた華やかなコンビモデルがあり、シンプルだけじゃない華のある装いもできるシリーズとしても人気があります。
コンビモデルはシャンパンゴールドと10Pダイヤインデックスを組み合わせており、まさにこちらはロレックスのデイトジャストのコンビモデルと瓜二つ、袖口を明るく知的に彩りたいシーンで最適です。
最近リリースされる時計はどれもケースが大きいため、プリンスデイトは小さく見えることもありますが、つけてみると中々の馴染みやすさに思わず選んでしまうという声があるほどデザインと装着感で選ばれやすい良質コレクションです。
アイコノートはチューダーがロレックスのからの脱却に挑戦した時代の、いわばチューダーの節目ともいえる2008年発売のコレクションです。
アイコノートがラインナップされていた当時、日本にはチューダー正規店がない時代であまり知名度がないモデルでもあるのですが、しかし知る人ぞ知るチューダーの意欲作とも囁かれている時計こそがアイコノートです。
生産終了となった現在もカジュアルでスポーティな見た目と時差を読めるGMT機能が人気で中古市場でも高い関心を集めています。
また、チューダーのGMT機能搭載モデルと言えばブラックベイを想像する方も少なくありませんが、実はアイコノートこそチューダー最初のGMT搭載モデル。
見た目と機能から、オフィスで仕事というよりは海外へ行く仕事カジュアルなシーンや時差の出る海外旅行・海外出張などでつけたいシリーズです。
造りもしっかりしており重厚、軽い付け心地よりもしっかりとした存在感ある時計をと考えている方にもオススメです。
近年は製造終了したコレクションであるにもかかわらず、日本でもふつふつと人気が出てきておりますので、限られた本数を中古市場で見つけられるのは非常に幸運と言えます。
海外でもまだまだ人気モデルですので、つけていると「お」と目を惹く存在です。
投稿日 :2024.10.04
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安心、便利、短時間でした。
正規店を考えましたが、高いし面倒だし。探したらCraftWorkersさんと出会いました。
ご担当の方もプロフェッショナルな方と思えました。
投稿日 :2024.10.02
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連絡・対応・修理
ストレスなく待っていられる
この度は、2度目のご依頼ありがとうございました。
今回もSEIKO手巻アンティーク品になります・文字盤固定ピン折れにより接着で仕上げることができました。それ以外の部品交換も生じることなく、オーバーホール・時間調整で完成いたしました。
投稿日 :2024.09.30
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